高齢化による口の中の機能低下(噛む・飲み込む・唾液量減少・衛生不良)を咬合圧計や舌圧計を用いて検査し、こちらで管理していくものとなります(保険適応)

高齢な方に多い病気には、お口の中の病気が大きく関わっております。 

①認知症←歯周病細菌の毒素が関連しています。

    ←入れ歯やブリッジが入っていないことにより、きちんと噛めず、脳の血流が低下してしまうことが関連しています。

②肺炎のうち約7割を占める誤嚥性肺炎←歯周病細菌が関連しています。

③骨折や転倒←入れ歯やブリッジが入っておらず、噛みしめる力の低下が関連しています。  

④脳梗塞等の血栓ができる病気←口の中の細菌や膿が関連しています。

上述のように、口腔機能が低下することによってさまざまな病気が引き起こされるのを防ぐために検査や診断などを行っていきます。

「口腔機能低下症」の7つの検査【咬合圧計(噛む力)・舌圧計(飲み込む力)・口腔乾燥症(唾液の出る量)等】を行います。

低下している項目それぞれに対して、歯を入れる、舌ブラシ指導、洗口液・保湿剤の勧め、器具を使わずにできる唾液腺マッサージ、口周りの各種トレーニング、運動指導を行います。また、器具を使ったトレーニングの指導も行います。

このように、お口周り全体を向上させていく管理を当院では行っております。

★咬合圧計

Oramo-btは、センサーを患者様の口腔内に挿入し、咬合した時の咬合力最大値を短時間で簡単に計測することができます。

★舌圧計

舌の力は嚥下(飲み込む力)に大きく関係しており、低下すれば噛む力と同様に食事に大きく関わります。また、誤嚥性肺炎のリスクが高まります。JMS舌圧測定器は、舌の運動機能を最大舌圧として測定する機器です。また、口腔や嚥下の機能の低下に対して行うリハビリテーションにもご使用いただけます。

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